開催報告|JFA女子サッカーデー
2022年3月5日(土)にオンラインにて鳥取県内の中学生と高校生を対象に「女子サッカーべんきょう会」を開催しました。
当初、県内のサッカーが大好きな女子女性が集い、サッカーの試合や様々な体験イベントをする予定でしたが、感染拡大の影響を受けてオンライン形式に変えての開催とし、県内から中学生8名、高校生16名、指導者4名の28名が参加してくださいました。
冒頭、大部由美 鳥取県女子サッカー普及コーディネーターから今回の開催主旨や「JFA女子サッカーデー」「国際女性デー」について説明がありました。
今回の勉強会は横道玲香 JFAコーチ中国地域女子担当を講師にお迎えし、サッカーの一番大切な「サッカーの原理原則」や「自分自身を知ること」について、全国高校女子サッカー選手権や全日本U-15女子サッカー選手権等の全国大会の映像を参照にしながら学びました。
学んだことの質問や普段のサッカー活動で疑問に思っていることなどを聞く質問タイムや、中学生グループと高校生グループに分かれて意見交換をする時間も設け、参加者にとって有意義な時間となったようでした。
|参加者コメント
– 参加した感想 –
● 大怪我をしてしまい、今はサッカーが出来ていない時期だからこそサッカーの勉強や、サッカーをどういうふうに見るかとかを教えて貰ってすごくありがたかったです。(高校生)
● プレーの原則について具体的には初めて聞きましたが、特に連携・連動がプレーするにあたって大切だなと感じました。ボール状況をしっかりと判断してボールを奪えなくても連続して守備ができるように、これからも頑張っていきたいです。(中学生)
– 今後の決意や目標 –
● コロナ禍で自主練が多くあまり試合などがありませんが、今のこの状況で少しでもサッカーが上手くなるような練習を積極的にしていきたいと思いました。体力やテクニックなど他の人に負けず、人から応援されるようなチームや選手になれるように頑張ります。(高校生)
● 私は今まで男子と比べて体が小さくフィジカル面で負けてしまったり、自チームの女子にも負けてしまう事があり悔しかったですが、今日の勉強会を受けて的確なアドバイスをしてくださったので、進学する高校では自分の弱い部分を鍛えて強くなって、チームに貢献できるようなプレイヤーになりたいです。(中学生)
|主催者コメント
大部由美 鳥取県女子サッカー普及コーディネーター
今回は女子サッカーデーとして「オンラインべんきょう会」を実施しました。受講者の感想には「具体的な説明と映像によって、サッカーの理解が深まった」「自分の課題が明確になった」「目標に向かって今回学んだ事を活かしていきたい」など、理解を深め高い目標に向かう姿勢が垣間見えたことを大変嬉しく思いました。今後、鳥取県の女子のレベルアップアップに繋がるためにも定期的な開催が出来れば良いなと考えています。
「いつでも・どこでも・誰とでもサッカーが出来るように、好きなサッカーがより楽しく出来るようになる」ことを大切に思いながら女子サッカーの推進をしていきたいと思います。